『生活習慣病』とは?

最近、生活習慣病という言葉を耳にする機会が増えてきたと思いませんか? これは厚生省が、人が年をとると不可避的に病気になるような響きをもつ成人病という名前を改め、生活習慣病という名称に変更し、この名称が社会に浸透してきたためです。実際、生活習慣病である高血圧症、糖尿病、高脂血症(高コレステロール血症)、痛風などは食習慣、飲酒習慣、運動習慣、喫煙習慣など日頃のライフスタイルと密接に関連しています。
 
 また、生活習慣病は初期の頃はなにも症状がみられないことが特徴です。このことが病気の発見を遅らせる原因ともなっています。生活習慣病は40才を境に増え始めますが、心がけ次第で将来の危険度(リスク)を大幅に少なくするすることができます。反対に、生活習慣病は放置すると、狭心症や心筋梗塞などの心臓病、脳血栓・脳梗塞などをひきおこします。ですから、生活習慣病は予防と早期発見が重要です。

 現在わが国には約700万人の糖尿病患者がいると考えられ、特に40歳以上の10人に一人が糖尿病であるといわれています。しかしながら、医療機関で指導および治療を受けている人は200万人程度と考えられています。高血圧症は患者数の最も多い生活習慣病ですし、高脂血症も更年期以降の女性に高率に見られます。

 生活習慣病の予防には、塩(Salt)、座りっぱなし(Sitting)、スナック(Snacks)、タバコ(Smoking)、砂糖(Sugar)の「5S」に対する警戒が重要といわれています。一度自分のライフスタイルをチェックしてみてはいかがでしょうか?
 
 職場の検診や市民ドックなどは生活習慣病の予防、早期発見に有効です。こうした制度を積極的に利用し、健康管理に役立てたいものです。そして検査で異常を指摘されたらそのままにせず、医師に相談し、適切なアドバイス、指導をうけましょう。

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