ねここねた
その3 猫年
ネコは、東洋では十二支の動物になり損ねた動物の一つということになっています。
ただ、十二支の選に洩れた理由として広く語られるネズミの計略による遅延との逸話は後世の創作で、12種の動物が
選ばれた時代の中国においてはネコがまだ一部の貴人に飼われ始めたばかりの、庶民にはまったく馴染みの無い
動物であったことが本当の理由であるとされています。
それに対して、竜が選出されていますが、これは、架空の動物ですが、皇帝の象徴としてこれを知らない者がいないし、
また、いてはならなかったためだそうです。
なお、中国の影響を受けつつ、しかし中国より遅れて十二支を整えたタイやベトナムでは、もうそのころには一般的に
なっていたネコを選び出しています。
主としてウサギに代えて「卯」をネコに当てているらしいです。
また、西洋の星座についても、ねこ座は見当たりません。
これは、なぜだか古代ギリシア人は天の星々にネコの姿を見なかったらしい。
ただし、17世紀になってポーランドの天文学者ヨハネス・ヘヴェリウスが「やまねこ座」を、18世紀には猫好きであった
天文学者のジェローム・ラランドが「ねこ座」をそれぞれ作成しています。
しかし、ねこ座については多くは認められておらず、現在では残っていません。
残念です・・・・・