ねここねた
その5 しっぽ
ねこの尾はおおむねその胴体ほどの長さだそうです。でも、ジャパニーズボブテイルなどのように極端に短いものや、
マンクスのように尾が無い個体もいます。
尾の役割は、感情を表すほかに、走行時や跳躍・着地の際に体のバランスを取る役割があるそうです。
イエネコについては尾が無くても行動にほとんど支障は無いと言われています。
従来の日本産のネコは、世界に現存するほとんどの猫に比べ、ジャパニーズボブテイルのように尾は半分以下も
無いことが普通でしたが、戦後(太平洋戦争終了後)以来日本在来のネコに海外のネコの血統が混入し続けた結果、
一部地域を除くほとんどの場所で尾の長い個体が大半を占めるようになっています。尾の短いねこはめずらしく
なってきています。
尾は脊髄と直結しているため、非常に痛覚が強く、切断されると四肢を切断されるよりも痛がるほどだそうです。
ですから、尾を持って引っ張ったりすると温厚なねこでも抵抗することがあります。手などを噛まれると
大怪我をすることがあるので尾の扱いは注意が必要です。
尾の付け根の部分には性感帯があるという噂がありますが、今のところ不明です。
しっぽによる感情表現については次のようなものがあります。
・立てている←よく見られますね
これは、 比較的機嫌の良いとき。歩くときは立てていることが多いです。
個体によっては立てながらくねくねと動かしている場合もあります。
・横に振っている←だっこするときなんか多いですね
これは、 不快なとき。
イヌなどは「喜んでいる」場合ですが、ねこは全く違います。誤解されないようにしてください。
飼い主に呼ばれると数回振って応えることもあります。また、狩りや遊びなどで興奮しているときも
横に振ることがあります。
・後肢の間に巻き込んでいる←たまに見かけます
これは、おびえているとき。通常は、耳を後ろに伏せていることを伴います。
・大きく膨らませている←見分けが少し困難です
これは、威嚇しているときか、驚いたとき。威嚇しているときは全身の毛を逆立てることを伴います。
・他のネコや、人間に巻きつける←あまり見ません
これは、相手に親愛の情を持っているとき。
余談ですが不意打ちを食らうと肛門嚢という場所から臭いにおいを発することがあるそうです。