◎詩を紡ぐ

言葉が溢れてくるんです
自分の考えもしない世界から
(仏も神も知らない世界)
(誰も誰も知らない世界)
そして思うが侭に
感じるままに紡ぎます

溜め込むと痛むから
心がしくしく痛むから

だから今日も
有りの侭の言葉と
ほんの少しの知識と
無け無しの感覚で
紡ぎます

痛みをもっと痛く
震える想いをもっと震わせ
痛みをもっとより痛く
震える想いをもっとより震わせて

孤高と言うより孤独的に
何度も何度も果てる事無い
言葉と言霊の交接を楽しむ様に

それが余りに
異端だとしても
言葉が溢れてくるんです
(止めど無く止めど無く
 古の時代からそうだと言わんばかりに)
自分の考えもしない世界から
(仏も神も知らない世界)
(誰も誰も知らない世界)
(私も私も知らない世界から)
そして思うが侭に
感じるままに紡ぎます

溜め込むと痛むから
心がしくしく痛むから

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