らしくなく笑う らしくなく涕く あたかも それが自然だと 想い込む様に あたかも それが人間だと 信じ込む様に らしくなく笑う らしくなく涕く そうして 今日も艶やかに溢れ出る 曖昧にして鮮明な 煙草の煙の様な 不透明で透明な本音を 静かに投げ掛ける 私と言うなの鉄屑に 私と言うなの鉄屑に らしくなく笑う らしくなく涕く
●この詩に感想を書く● ●一つ上に戻る●