詩を書くと涕きます
心から 心の中で
それは悲しみなのか
それとも喜びなのか
もしくは全く別の感情なのか
どうしても
区別が付かないから
だから書き続けるのです
涕くと言う名の神髄を
知りたいから
(果て無い苦行)
(果て無い手淫)
私の中で
何かが生まれて
私の中で
何かが死んで
そうやって
いつまでもいつまでも
無限の迷宮を
右往左往しながら
呻吟ふのです
きっとそこが
私の生きる場所
だから
きっとそこが
私の死床で
だから
(果て無い私)
(果て無い心)
(果て無い夢)
(果て無い全て)