溢れる春の木漏れ日の中
貴女がそっと微笑んで
静かに風は包みます
二人の優しい眼差しを
今日と言う日が眩しくて
貴女の側で笑える事も
貴女の側で眠れる事も
一つ一つが大切で
手を重ねれば溢れ出す
貴女の温かさと優しさが
何度私を救った事でしょう
そうして私は今日も貴女に微笑む
冷たい冬の風は何時の間に
貴女の足元から消え掛けて
流れる日々にさよならと
雪解け水の優しさを
そっとそっと届けてくれる事でしょう
貴女の唇から溢れ出す
愛情含む寝息一つで
私の未来は華やかに
終わりなき夢を今日も咲かして
貴女の全てが輝いて
貴女の命がどこまでも広がって
今日と言う日が愛しくて
貴女の側で涕いて
貴女の側で私零れて…
一つ一つが貴女と私の記念日で
些細な事で微笑む二人
手を重ねれば溢れ出す
貴女の可憐さと弱さが
何度私を奮い立たせた事でしょう
そうして私は今日も貴女の隣で静かに佇んで
貴女の全てが和らいで
貴女の命と私の命がどこまでも交わって
今日と言う日が眩しくて
貴女の唇から溢れ出す
今日と言う日が愛しくて
貴女の前で春風踊る
貴女の前で私朗らか