君の悲しみが
薄れるのならば
私は喜んで喜んで
君の悲しみを
食べてしまおう
綺麗にさっぱりと
悲しみなんて単語さえ
忘れてしまう程に
君の喜びが
濃くなるのならば
私は意気込んで意気込んで
君の喜びを
創り出してしまおう
鮮やかにするりと
喜びと言う単語しか
覚えられない程に
ほら 君には幸せが
とてもとても
よく似合うから
ほら 君には不幸せなんて
少しも少しも
似合わないから
私はそれから
君に気付かれない
最果ての地で
何時の間にか
隠れてしまおう
君の重荷に
なりたくないから
君の笑顔が
見られるだけで
とても幸せだからね