貴女を想ふ 貴女を想ふ 胸の奥で 瞳の中で 脈打ち続ける 心臓の中で 小さな小さな 一つ一つの 細胞の中で 温まる心 温まる肉体 繰り返し繰り返し 何度も何度も 貴女の名前を 呟いてみる 溢れ出す想い そして 呼び起こされるのは 幼い日に見た 吸い込まれそうな 群青色の あの大きな空 体が浮く様な 昂揚感 それが 全てなのだと感じる それが必要だと 思う 貴女を想ふ 貴女を想ふ ただそっと
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