響いてくるの
響いてくるの
誰もいない砂場に置いてきた
あの日の夢の
涕き声が
現実的に生きようと背伸びして
何かが欠けたこの魂に
囁いてくるの
囁いてくるの
満足していない生活観を
見透かすように ゆるゆると
ねぇ
響いてくるの
響いてくるの
さよならと手を振った
あの日の午後に別れを告げた
途方も無い大きな
だけど崩れ易い夢が零した
泪が落ちる
その音が
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