だから余計ね
余計 考えてしまうの
足音 一つ
咳払い 一つ
心が貴女のために柔らかく
そして貴女へ広がっていて
敏感になっているから
だからかなりね
かなり 感じるの
貴女との薄壁一枚の距離の隔たり
貴女との楽しい一時の時間の早さ
だから余計ね
余計 考えてしまうの
心音 一つ
眼差し 一つに
●目次に戻る●