◎実録!!肉体検査!!!

006 2004/03/04

※今回はグロデスクで血の話しも卑猥な言葉も出ます。グロな表現が嫌いな方・
 心臓の弱い方・お前の雑文なんざ 雑文じゃねぇ!ボケェ!(あう…悲しい…)って
 思っている方・長い文章嫌い!という方はお読みにならないほうがよろしいかと
 思われますw
※気分が悪くなっても当方は一切の責任を破棄しちゃうもんねのね(著作権以外はw)

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 ついに来た。誰が一番健康体で、誰が一番美味しい肉体かを確認する日が。我ら悪魔の
生け贄候補生は自然とネクタイを外しYシャツを脱ぎ捨てた。

 私は鬼女(しかし綺麗な人が多いw)に促されて地獄の閻魔帳に記載された私の名前を赤い血のようなペンでゆっくりと塗りつぶした。
 そして見計らったように鬼女がこっちへおいでと手招きをする。導かれてきたのは、2メートル以上の長さの棒が一つだけそびえる場所。
(わかった!これは私を縛り付けて私の肉を削ぎ落とすための場所なんだな。。。)
しかし鬼女は出刃包丁を持ち出す変わりに棒の上に着いたちっちゃな突起を私の頭に添えた。そして呟く、「去年より2センチ…ちぢみ…」だと。あらら。

 さらにその横に置かれている80センチ四方の鉄板の上に乗れと命令された。
(わかった!この鉄板は熱せられていて私を焼き肉のようにするんだな。。。)
しかし鬼女は油も箸もタレも用意せずこう呟く。「去年よりも2キロ…ぞう…」だと。クスン。

 次に連れて行かれたのは簡素な机と椅子が置かれた場所だった。机の上には何やら灰色の布とそれに繋がる細い管と変な機械。
(わかった!これは空気を入れて私を絞め殺す道具なんだな。。。)
しかし鬼女はそれを首ではなく腕に巻きつけこう呟く。「はい。じっとして深呼吸してください。しばらくしたら終わります。(2分後)はい去年と…おな…」だと。一瞬、放置プレイなのでは少し心配したぞ。

 さらに鬼女に手を引かれ向かった先は静かにしろと書かれた部屋だった。たくさん悪魔の生け贄候補生がひしめき合っていた。名前を呼ばれた者は前に出て各々頭にへっどふぉんなる物で耳を塞がれていた。
(わかった!人間の鼓膜が一番おいしいから調べているんだな。。。)
私の番になり席に着く。しかし卑猥な言葉も罵詈雑言もへっどふぉんから流れる事はなくただただ鬼女はこう呟く。「はい。何か聞こえたらボタンを押してくだ
さい。(手渡されたボタンを何度か押すと)はい去年と…おな…」だと。痛くも痒くもなかった。しかしそこにいた鬼女はかわいかったwwえへへw

 そしてさっさと退けとばかりに候補生達に押されるようにして次の場所に移る。

 待っていたのは展望台なんかによく置いてあるあれだ。ほら覗き込む為に穴が二つあって凸レンズが入ってる、、、ほら、あ!望遠鏡!それの小さくした簡易版。鬼女はそこを覗けと促す。
(わかった!こうやって瞳の色を見て首飾りに出来るかどうかを調べるんだな。。。)
しかしびっくりした。そこに移っていたのはパックマンモドキではないか!上を向いたり下を向いたり右を向いたり。鬼女は続けてこう囁く。「どちらを向いていますか?はい。はい。はい去年とかわり…」だと。少しほっとしたぞw

 それから、外にお逝いきなさいと鬼女は言った。下着でか?この寒空でか?露出プレイか?それとも凍死希望か?そう疑問ばかり抱えながら外に行くと、朧車が待っていた。そこには大鬼(♂)が二人待ち構えていた。奴等はこう言う。「靴を脱いでお入りなさい」と。入るとなにやら地獄には似合わない、てくのろじーが詰まったような機械で社内を占領している。私は変な板の前に立たされた。
(わかった!ここで解体されるんだな。。。)
しかし大鬼達は言った。「はい。息を吸って、、、はいそこで吐かずにストップ!しばらくそのままで。」と。
 私はつらかった。いつ息を吐けるのかと言う焦りといつ切り刻まれるかと言う恐怖で。数十秒たった時、大鬼が「はい。終わりました。別段かわ…」と言いながら朧車から私を出せた。しかし毎回思うのだが、車高高すぎ!

 その後、閻魔の手先と言う感じの眼鏡の似合う小柄な鬼に他に体の以上ははないかと質問された。とうとう大詰めなんだな。きっと最後の検査が終わったら私は私は。。。。

 悲劇の主人公を描きながら脳内で遊んでいても次の検査がやってくる。
 鬼女は私の腕をさすった。お?!俺に気があるのかw?いやそうじゃない。鬼女は血管を探しているのだ。そう最後は私の少ない血を抜き取りにかかったのだ!やっとなんとなく恐怖っぽくなってきたな(藁。鬼女はそうやってさすりながら、私の肉体に差し込む血吸い器具を大きい物から小さい物に変えた。それはよく、欲情針、、いや違った翼状針、またはトンボ針ともいう器具だった。

 私は毎回このトンボ針と言うネーミングに違和感を覚える。なぜかって?どう見ても刺さる部分がお尻にしか見えないじゃん?トンボはちゃんとお口で飯を食ってお尻から糞を出すではないか。けどこれは違うじゃん?だから私は違うネーミングを考えた。
「蚊針(かばり)」どうだ!わははw素敵ではないか!蚊が血を吸う様をそのままイメージできるんだぞ、わははw

 話がそれたな。とにかく翼状針で刺すのだがなかなか血管が見つからない。なぜなら私の血管は、細くて逃げて硬くて、刺したらその先がキュッってつぼまるからだ。
 最高で18回(1回に付き、中でぐりぐり3回)やられたことがある。今回もたくさん刺されるのだろうと思った。いっそのこと頭からばりばり食われた方がどんなに楽か。きっと体が作り出した苦肉の策・最後のあがきだろう。。。

 1回目途中までは血を吸うものの途中で止まり、はい残念。うう。。。今回も中で3回グリグリだ。。。
 2回目…お!お!すごい勢いで血が出てる!!吸われてる!!!そして少し多めに取られた。絶対後で味見する分だ。

 そうして鬼女近づいてくる。あぁいよいよ俺は食べられるんだと覚悟をしたその時、
「お疲れ様でしたぁ〜。歩いてふらふらしなければお帰りになってもいいですぉ〜」と囁いてきたw私はきっと不味いと言う結論に達したのだろう。私は急いで身支度をすまし、足早に鬼の住む洞窟から立ち去った。

 まぁ簡単に言えば会社の健康診断受けた訳。そこで身長・体重・血圧・聴力・視力・
レントゲン・医師と軽く面談・採血をした。でもただ書いたらつまらんでしょ?たまにはフィクションまぜたっていいじゃん!あん?!ゴラァ〜ww>誰に牙を剥く誰に、俺よ(^^;;
 しかしこの落し方は「ふう」に似ている…成長がないぞ!ゴラァ〜!!>すみません。
 さらに鬼女鬼女と散々書いたけど皆さん綺麗で優しくて採血もうまくてまじで嬉しかったよw>京○衛○保○○会の看護婦さん&ドクターwありがとうww>ここで言うなやw
 来年もこのネタで行くぞ!!ゴラァ〜!!!>それはやめれ、俺www

詩仙庵の台所には昨日作り置きした味噌汁がかまどの上でちょろちょろろ煮立っている。

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