◎マスコミ

088 2004/11/03

 本来、マスコミにせよテレビで放送するにせよ、人の目に触れしかもかなり信頼を得ているその機関や人材は、常に視聴者閲覧者そして取材対象者に気遣いながら真実を追い求めなければ行けないと如月は日々思うのであります。

 なんか硬い文章だな。。。ま、これからべらんめい口調で好き勝手に書くのでよろしく。

 震災レポートするのはいい。しかもお見舞いに来たのは小泉ちゃん。それも文句はねぇ。一国の総理が見舞いに来るのは至極当然だし、それをしなきゃならない。当たり前だ。そしてそれをカメラに収め、被災者の声を録り義援金を募ったり、他の県で安否を知りたがっている親族への近況報告に役立てるのは大いに結構!それはそれは、有り難い事だろうよ。
 だけど!なぜにマスコミの人間が小泉ちゃんを追いかける為に被災者の振りして支援物資を買い占める?被災者の辛い姿を映す為にどうしてさらに追い込む様に支援物資を買い占める?お前ら関西の時も同じ事してたよな?

 なんでお前らは自分達の生命維持に必死こいてんだよ!おい!

 もう亡くなってしまったが戦争カメラマン(名前失念ごめん)が遥か昔にこう言っていた。
 「戦争の悲惨さを伝えるなら自分の身をそこに置かなければ絶対に伝わらない。さらに、
  自分の状況が裕福(衣食住揃えている)な状態でどうして戦争に巻き込まれた人間の
  悲しみがカメラに収められるのか?高みの見物で、戦争の被害者をカメラに
  収めるなんて、ただの死を商品化して金儲けに走っている餓鬼畜生だ。
  それは情報を扱う者の姿ではない。」

 お前らまずこの言葉から学び直せ。お前ら自分の家族が同じ目にあっても同じような行動が取れるのか?なぁ取れるのかって聞いてんだよ!!答えろこの馬鹿が!!
 お前らは特ダネでなんとか生きていると思うが、でもな、取材対象者は今そこで生きているんだ!不安と恐怖と抱えながら、あまつさへ自分の生活圏内に他人がどかどか入り込んで疲労困憊体力摩耗で命からがらの状態でいるんだ!そんな人の為の支援物資をどうしてお前らが買い占める権利があるんだ!?お前ら取材終わるまで2日に1度の食事で充分だ!!

 …ちょっと興奮し過ぎてしまった…。
 ここで幾つかネット上で出ているマスコミの非道ぶりを綴った情報を幾つか上げてみる。

1 マスコミ(下っ端の若い人)が命令されて(電池携帯用?)食料、ガソリンなどを経費で
  ごっそり買って行くのを目撃したのです。
  報道>>>被災者救助になっているのを強く感じました。
2 震災翌日、ドラッグストアに食料を買いにいったとき、どこかの団体
  (あれはたぶんTV関係)が水やらなんやらをガッポリ買ってた…。
  そいつらより早くきてマジよかった。あいつらのあとにはほとんど食料なし。
3 支援物資の中でもいいものばかりを勝手に横取りしている。
4 シートや敷いている毛布の上に土足で上がりこみ、インタビューをしていたそうです。
  状態の悪い人にマイクを向けようとしたりなど。
5 夜は避難者にライト当てて起こしてインタビュー。夜が明けたら電池食料買占め、
  しかも会社の経費で万単位…。

 お前ら今すぐお前らの資産財産尻の毛まで毟って投げ売って被災者に渡せやぼけが!!!>いや、いらんだろう尻毛。これが関東で地震が来たらも起こりうる二次災害なのですよ、皆さん。

 冒頭でも書いたけど、被災地を撮るのは間違いじゃないと思う。被災地をレポートして生存者を探すのに一役買う時もあるし、他の県の人間に情報を伝えるのは今や、新聞・テレビ・ラジオだし。それは否定もしなければ切って捨てるような事は言わない。

 だからと言って、被災者を追い込むような、そして幻滅させるような事をして良いって事には天地がひっくり返ろうとも全然ならんのだよ、この人間社会無能人種が!ボケかすが!死にさらせ!新潟で壊れたビルの再建時に人柱として埋まってしまえ!!消えろ!!てめぇの(以下、罵詈雑言がいやと言うほど続くので怒った感情を抑えるため沢山削除)。

 …これがきっと取材を受けたり支援物資を横取りされてる被災者の心の叫びだと思う。

 今回もまた勝手な事を書いてしまったけど、でもそう言えば如月はその現場に居る訳じゃなく、また被災者でもないので、ここで叫ぶのは筋違いかもしれない。でもそれでもこの略奪行為(と如月は思ったよ、心底)は決して許せやしない。次は関東に地震が来るかもしれない恐怖があるかもしれないってのがきっと心の隅であるからだと思う。でもそれがマスコミに対して吼える理由になっていないのも重々承知なんだけどさ…。

 だけどこれ以上、新潟震災被災者を頼むからいじめないでくれよ…。
 お前らマスコミの為に飢え疲れ、死んでしまったらやるせないじゃないか…。

 最後に。新潟震災の被災者の皆様、無事に元の生活に戻れる事を祈っています。

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