◎パソコン的風邪体験記

115 2005/03/20

 3月某日。インフルエンザなるプログラムウィルスが如月HDを汚染した。

 感染経路は、様々なアプリケーションが置かれている保管庫「会社」。その保管庫には、咳ばかりする年老いた古いプログラムや、お尻をフリフリさせながら歩き回る若い姉ちゃんプログラムまで様々取り揃えてある。

 そこは身分やレベルに合わせそれらをダウンロードし、スーパーコンピュータ「社長」、スーパーコンピュータ「会長」を目指しつつお金と言うシェアウェア料金を手に入れる場。

 そんな保管庫の中で咳をしている年老いた古いプログラムによる悪質なウィルスにより、如月HDは侵されてしまったらしい。なかなかこのインフルエンザウィルスは厄介な代物で毎年決まった時期に形を変えて感染させる。お陰でワクチンソフトの生産は追いつかない。

 如月HDはウィルスによる内部菌増殖を受けために、普段35度前後の内部温度が一気に38度代まで上がってしまった。それとは別に、咳を出す悪質なプログラムや、鼻水を出すこれまたはた迷惑なプログラムも一緒に発動してしまって、てんやわんやのお祭り騒ぎに。

 今まで正常に機能していた精神プログラムや言語プログラムが、ウィルスにより多大なる改ざんをされてしまった。お陰で誤字脱字プログラムが、嫌と言うほど動き出し、エロ言語暴走や戯言的暴言が勝手に飛び出す始末。全ての発言はバグとしか言えない状況である。

 さらに如月CPUと如月メモリを常に正常に保つ為の睡眠時夢プログラムまで改ざんされ悪夢だとか妖夢だとか挙げ句の果てには、寝ているのに起きていると言う錯覚まで起こす、極めて陰湿なプログラムにより、如月の空き容量に無駄な記憶と言うスワップファイルが、生成され始める始末である。

 そんな時、たまたま如月ハードウェアの傍に「パ○ロン」と言うウィルス撃退ワクチンを見つける。何も飲まないよりもましだろうとオーバーヒート気味の如月HDは手を伸ばす。
 とりあえず食物搬入用USB「くち」にその「パ○ロン」ワクチンをいれ、ウィルスまで届き易い様に「お〜い!○茶」と言う水溶物的ダウンロード.EXEファイルを起動する。その後、畳み掛けるように「パ○ロントローチ」なるワクチンもUSB「くち」の中に押し込み、事体を見守る。

 1時間後…如月HDは更に熱を発しながら汗プログラムを発動。同時に鼻水プログラムと咳プログラムが和らぎ始める。どうやら今回のウィルスは「パ○ロン」ワクチンがもっとも効くようだ。その後、汗プログラムを最高稼働率にする為に、如月HDをさらに「布団」と言う本体カバーを2重にも3重にも巻き付け、さらに「ハロゲン」と言う温暖効果を生む、空調システムで如月HDを包み込む。

 嫌と言うほど汗プログラムは発動しっぱなしだ。しかしこれが唯一、如月家一族を守る、発汗作用によるウィルス撃退ワクチンを何倍も強くする秘術として記憶領域に書き込まれた最高のプログラムなのである。母直伝プログラムは最高に強いのである。

 そして待つ事、48時間。なんとかインフルエンザウィルスも撃退され、少し目眩と脱水症状と言うプログラムを発動させながらも如月HDは正常機能を取り戻す事に成功した。

 だかしかし忘れてはいけないのは、如月HDを心から心配してくれた詩仙庵訪問者と言う最高のワクチンソフトも、今回のインフルエンザウィルスを撃退することを成功に導いた、大切な要因である事は間違いない。心から深く感謝している。

 まぁぶっちゃけて言えば、今回は風邪にいじめられたけど、なんとかパ○ロンと皆様の、優しい声援で救われました、ありがとうと言う気持ちを、パソコンに見立てた雑文にして、しまおうと言う少し安直かもしれないけど、復活できた事を心から喜んでいるという状態を書いてみたんだと言う事です(苦笑)

 しかし相変わらず、オチがないけど、如月が復活した事をオチにしておきましょうよ(汗)え?生臭???いやいやかなり汗かいたので、今回は汗臭い。なんちゃって。まぁこれで、落ちがついたことにしてやってケロケロ(苦笑)

 ちなみに、文章がおかしかったり、誤字脱字を発見したとしても、それはインフルエンザウィルスがまだ如月HDに少し残り悪さしているものとして頂けたら、すごく幸い(苦笑)
>おいおい。なんちゅー責任放棄だよ、如月(汗)

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