◎合コン哀史 2万HIT雑文
143 2005/06/19
◆奥田 具樹様の創作雑文
:挿入文章A 「ロングロングアゴー」「私の」「光」「寒い寒い」「冬」「あなた」
「冷や汗」「基本」「兎に角」「答えはいりません。」「和風」
「ショートストロベリーロングケーキ」「春」「夏」「秋」「季節柄」
「年中行事」「今回」「涙を」「文節」「愛」「喜び」「嫌い」
「悲しみの」「設定」「洋風」「プルコギ」「ラーメン」「らっきょ」
「大切」「しかしですね」「来場」「アメフラシ」「キタキツネ」
「愛知万博」「奇奇怪怪」「冷や汗」「心霊体験」「夢」「銀行」
「新一万円札」「きばってみる」「寒い」「目覚め」「暗闇」「光」
「世界」「最近の曲」「鍛えた」「スキマスイッチ」「しょうがない」
「お笑い」「煙草」「鏡」「聞こえないから」「熱い熱い」
「暑い暑い」「デート」「流石」「答えが欲しいのです。」「如月」
:挿入文章B 「D会話を「」を使って挿入する。」
「F雑文の最初を『鏡に映っていたのはネズミ男?』で始める。」
「鏡に映っていたのはネスミ男?」
いやいや残念ながら、ロングロングアゴー、それはいつぞやの私の姿。寒い寒い冬のある日、コートからニットにパンツまで灰色一色に身を包み、合コンに繰り出したのでありました。何でそんな姿でってあなた、そりゃあ今となっては冷や汗ものでしょうけどね、その当時は新しく買った服は何であれ、基本的にベストコーディネートだと信じて疑わなかったわけですよ。兎に角新しい服、これすなわち勝負服、みたいなさ。え?結果はどうだったって?まあ焦りなさんなよ、話は最後まで聞きなされよ。ケチな答えはいりません。だろ?
「え〜とねぇ♪涼しげな和風のお店だったら、嬉しいなっ☆(^o^)/そしてデザートはショートストロベリーロングケーキでぇ…」
どうせ春夏秋冬季節柄お構いなしの年中行事。今回こそはと涙を忘れ、メールの一句一文節に、愛と喜びをどうにか見出そうとするわけなのさ。「人が下手に出ればつけあがりやがって、お前みたいな女は嫌いだね!」とは言えない悲しみの。とりあえず設定までこぎつけるが、合コンの事始。洋風だろうとプルコギだろうとラーメンだろうとらっきょだろうと、リクエストとあらば叶えてさしあげるが大切なのであります。しかしですね、そうやって苦労しても報われるとは限らないのが、合コンの難しさといいますか。ご来場いただいたメンバー方、さしずめアメフラシかキタキツネ、さらには愛知万博さながらマンモスと奇奇怪怪。冷や汗の滴ること心霊体験の如く、夢か現かそんな夜もありましたっけ。直前に銀行のATMで下ろした新一万円札3枚、きばってみるというよりは除霊をするといった方が適切ですな。ああ、思い出すだけで寒い、悪寒がするわ。目覚めが悪くなりそうなので、この話はここまで。
「へぇ〜、aiko歌うんだぁ。なんか歌上手そう〜、めっちゃ聞きたいわぁ〜」
二次会といったらカラオケ、定番であります。暗闇の部屋の中、ブラックライトの青白い光が照らし出す世界、いいじゃないですか。もし女の子が歌っていたら、曲探すのを一旦やめて、画面に向かってリズムとったり口ずさんだりする、これポイントね。自分の歌をちゃんと聴いてくれてると意識するだけで、女の子はほっとするものなのさ。そして「俺、最近の曲知らないんだよ〜」だなんて、この日のために鍛えた喉で、スキマスイッチ歌ってみちゃったりしてさ。「え!?時間がないから、帰っちゃうん…、皆さん…。あぁ…そう…、しょうがないよねぇ…」なんて。お笑い種だぜ、よくあることさ。何が楽しくて、煙草臭い鏡張りの部屋、男4人のカラオケボックス。お前らの声なんて、聞こえないから、聞きたくないから。どうせ俺の十八番はルパン三世、「背中でぇ〜泣いてるぅ〜男のぉ〜美学ぅ〜♪」かくして、熱い熱いはずだった、暑い暑い夜はふけてゆくのさ、畜生。
それで、一回でもデートにこぎつけたのかですって?流石、手厳しいですな。で、折り入って相談があるのですが、私もそろそろ素敵な答えが欲しいのです。で、如月先生のお力添えで、どうか一つ合コン、お願いします!