08/02
7/30 NHK視点・論点「変わる秋葉原 -建築学者 森川嘉一郎-」
録画をゲットしたので、改めて確認。ヲタが群がって街が変わってしまったよ、という都市形成のレアケースを、目を泳がせながら論文調で解説して下さってます。
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現在の秋葉原には共通したアニメ調の美少女キャラクターが、広告や映像など高密度で展開している。あたかもアニメ絵の偶像を祭る宗教的中心地であるかのようなオーラを街が帯びている。
電気街では、キャラクターをかたどった模型専門店、アマチュアによる漫画同人誌を売る店、パソコン用ゲームソフトを売る店などが急激に増加している。ゲームソフトは、最先端の三次元映像を追究したものより、アニメ調の少女キャラクターとの擬似的な恋愛を体験させる、いわゆる美少女ゲームが中心に売られている。
秋葉原は家電の街から、いわゆるオタク趣味の街へと大きく変わりつつある。
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とまぁ、前半三分まとめただけでこの調子。この後、従来の官、企業主導の街形成である渋谷などと、オタク主導の秋葉原の比較でクールダウン。終盤、家電量販の郊外分散による電気街の家電弱体化から、パソコン専門店の台頭へ。ここから一気に前半で片鱗を見せた森川ワールドが加速していきます。
パソコンは専門業者か、性格的に愛好する一部のマニアが扱うもだった
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パソコンを愛好する人は漫画やアニメも同時に愛好する趣味的傾向がある
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パソコンが主力商品になった秋葉原の客層に趣味的、性格的偏りが
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オタク系商品のショップが集中的に自然発生
ブラボー!力強く偏見をごり押しした、すばらしい論法です!森川氏曰く、パソコンを愛好する人はアニメ絵の美少女をも同時に好む傾向にあるそうです。そうした人格や趣味趣向が、都市形成を変えてしまった!と。"人格"なんて言われちゃうと、ちょっとドキドキしますね。
さらに氏がおっしゃるには、渋谷と秋葉原にいる人は、服装や髪型に至るまであきらかに趣味的、人格的な傾向に違いが見受けられるそうです。確かに自分、渋谷にいるときと秋葉原にいるときでは、人格が変わってる気がします!そうか!
まとめ
秋葉原に行くと性格や人格が偏り、変化します。その場合、漫画やアニメを愛好するような趣味的傾向に偏ります。漫画やアニメを愛好する人はパソコンを愛好するので、専門店のある秋葉原に向かいます。秋葉原に行くと性格や人格が偏り・・・
秋葉原に行くのは危険です!
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