修羅の君と 白酒を酌み交わそうぞ 天女の泪 降る晩に 羽衣の切れ目から 月の光 出るまでは 修羅の君と 笑おうぞ 心行くまで 嗚呼 今一度 君と会えるを許されるなら 夢を見ようぞ 黄金の 静かなる明日と共に 海や山や時や空と 至極 自然に 修羅の君の 背姿 憂う悲しみをや 打つ術知らず我独り 泪 流す事 忘れ 今 君と語るを欲す 星なりゆく 修羅の君へ
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