化けの皮を剥げば詰まるところ
誰もが臆病な獣
責めても殺しても
諦めと言う名の血しか流れない 今のお前には
泪さえ 道化的にして
お前が何を手にしたいのか この現代で
走る事を忘れたお前 (ふざけ過ぎだ)
飛ぶ事を貶したお前 (ふざけ過ぎだ)
牙を投げ捨てたお前 (まだ時間は有る)
この大地にそんなお前は似合わない
臆病なお前が そんなお前が
望むもの全てを守れるはずがない
思い出せ
風に愛された あの頃を
心弱き者達がお前の牙を羨望の眼差しで見られていた あの頃を
大地が全て遊び場だった あの頃を
その時のお前が残してくれた何かを
今 お前が怯えて
気付かなくて 使わなくて どうする
詰まるところ誰もが臆病な弱き獣で
牙を捨てた慣れ合いの風に流されている
それを打破するのは
強き己を手にするのは
お前をよく知るお前だけだ
案ずるな 誰もが
化けの皮を剥げば全て
臆病な獣