白々と燃える骨 (それは私の骨) 私は私の朽ち果てた骨を見て にやりと涕いた 全ては螺旋に描いた 狂気な夢 誰も愛せない私は 私の泪が赤だったりするところの 心の破綻に気付いていた 骨が笑う 世界が闇の内で 溶けていく 中で 女の乳房と二の腕を恋しく 墓場で泪を掘りたがる 狂気 (それが私の心) それはよく そう呼ばれている それが私だと気付く 燃える骨 白々と 朽ち果ててゆく骨 私はにやりと涕いた
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