私の生き方は間違っているのかい
野良犬に聞いてみた
鼻で笑われ立ち去った
私の生き方は間違っているのかい
青い薔薇に聞いてみた
揺れるばかりだった
死ぬ真似事をしてみても
生への渇望を破裂させてみても
見えてくるのは
一人ぼっちの哀れな子供
抜け出せない過去の柵と
先の見えないアカルイミライ
過去の私が今の私を少しずつ虫食みながら
目から青い泪を流しても
世界は静かに静かに膨張し
今の私が過去の私に何とか抗いながら
口から真実の罵詈雑言を吐いても
私の周りの人間は
とても奇抜に優しくて
軋む悲しみ 転がる未来
何を見て 何を知って 何を感じたら
私は平和に生きられるのだろう
私の生き方は間違っているのかい
野良犬に聞いてみた 青い薔薇に聞いてみた
答えは 返らない
何故なら 私は
アカルイミライ を
知らないのだから