輝き宿る青い月 それを写す白い海 両手で掬っては 零れ落ちる儚さよ 澄み渡る闇の風 悲しいと涕く星の瞬き 両手で包んでは 掴めない切なさよ 幼き頃に覚えた悪戯 純白に笑えた日々をただ 永遠であれと願った 夢は幻 思いは泡沫 戻れない 輝く幼い日々達 今日も苦い酒を流し込みつつ 憂う宵の晩 ただ無償に 笑っている 笑っている
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