白い白い流星
焼け焦げて黒く
哀れね
白は仮初めだったの
黒は本能だったの
哀れね
白い夢は泥に塗れ
黒い夢が怪しく輝く
流星はきっと疲れたの
周りの星の綺麗さを見る事と
世界の外側で光り輝く事に
もう 願いを聞きいれる綺麗な姿の流星は燃え尽きて
もう 自由と現代風の区別すら解らないただの石
哀れね
いつか他の流星にぶつかって巨大な星に成れるのに
速度が速くて交われない
哀れね
流星の泪は今じゃ尾の一部
流星の夢は今じゃ尾の一部
白い白い流星
焼け焦げて黒く