新たな試みは夢の如し
心に幾許かの影を落とすつつ
快晴の空の様に何も残らず
(或いは雲泥の空の様に重たく爪痕を残し)
血となるか肉となるか
糞となるか膿となるか
未だ目覚めん効果に期待し
(或いは既に消えかけた効果に落胆し)
歩きながら考え
眠りながら惑いし
我の心に触れては消え
掴みかけた答えを信じず
的外れな感覚を信じず
最終的な行き場は
一歩も進んでいない現実
(或いは進み過ぎた気後れの虚像)
新たな試みは夢の如し
心に幾許かの影を落とすつつ
囀るはただの夢
囀るはただの想い
遮るは固定観念
哀れかな
またしても歩むべき道は
ただ広陵とした暗闇の毎日
辿り着かん 辿り着かん
あんちゅうもさくの境地にも
総評
我 情けなき程に光見えず
唯の赤恥の露呈で終わりに為りにけり
故に泪を零す候