何かを犠牲にしながら
私は私の未来や詩や見えない何かを
ゆっくりと生成していく
それは笑顔だったり
悲しい恋物語の記憶だったり
砂粒よりも小さな自尊心だったり
いつ尽きるとも解らない
命の残り時間であったり
何でもかまわなかった
(命でも記憶でも金でも愛でも夢でも)
私が前を向いて歩けるのなら
(些細な物でも切り売りしていこう)
例えそれが間違った
決断だとしても
何かを得るために何かを犠牲にしなければならない
それが等価交換の理
それは確かに存在する事であり
綺麗事と位置付けられるものでもある
今日は笑顔を売ってみた(静かに静かに魅せられる未来)
今日は時間を捨ててみた(命の灯火はあとどれだけ持つのか)
今だに 何を得られるか知らないが
素晴らしい何かを手に入れられるためなら
私は悪魔にだって魂を売る
さあ 次は お前の番だ
何を捨て 何を手に入れる?