小犬が笑う
世界が優しい所為でせう
風がそよぐ
地球が元気な所為でせう
命が震え
血が巡り
呼吸は穏やか
私は何を焦っているのでせう
私は何を焦っているのでせう
流れ星がきらり
月明かりがふさふさ
深夜の静叫
深夜の静叫
(肩の力が抜けたのは魂が少し痩せたから?)
(肩の力が抜けたのは魂が少し崩れたから?)
新芽が萌える
木々がいつも見守る所為でせう
魚が翔ける
水が柔らかく優しい所為でせう
そんな事を感じずに
私は何を焦っているのでせう
私は何を焦っているのでせう
ゆるやかに
しとやかに
魂を少し泳がせよう
天の川の水流に
放流しながら