◎我示経文

悔恨露呈因果応報至極也
有名無実最後虚栄味落胆
最果真実一路闇右往左往
愛憎偶像喜怒哀楽付収候
舌先三寸覚快楽含動詞成
円満具足夢見行悪戦苦闘
以心伝心馬耳東風如夢如
二律背反終環境問題慮難
明鏡止水己省夢幻投影如
付和雷同戒律因子頼所為
内柔外剛決定確実表如実
風光明媚見辟易己悲哀考
天衣無縫心身願望詩祈叫
五里霧中暗中模索掬沼足
自縄自縛挙句自縄自縛果
其厚顔無知示自画自賛行
夜郎自解大毎回毎回紙認
唱友情愛情一紙半銭成不
街談巷説気弱心気質共更
性格放蕩無頼修正絶望無
無芸大食持物弱肉決定無
竜頭蛇尾漫言放語哀弱我
綺麗純白命夢遠夢遠掴糧
天上天下唯我独尊心刻願
何最早失続我覚束足取空
見上幸此泪落只管悪戯笑
春追夏追秋追冬追今追乍
静今日沈殿行命先探求候

我示此叫経文心此処表候
我示此想真実心此処表候

【訳】
  悔恨が露呈するのは 至極因果応報也り
  有名無実で虚栄の最後は 落胆を味わい
  真実一路の最果てに 右往左往の闇
  愛憎は偶像で 喜怒哀楽は収まり付かず候
  舌先三寸を覚えれば それは快楽を含む動詞と成りて
  円満具足を夢見て 悪戦苦闘を行えど
  以心伝心は 夢の如し 馬耳東風の如し
  二律背反を慮る環境問題でさえ 解決は難しく終らないのに
  明鏡止水で己を省みるも それは夢幻投影の如し
  付和雷同ばかりなのは 戒律に頼る心の因子の所為で
  内柔外剛が其れを 決定し確実に如実に表している
  風光明媚な場所を見ても 悲哀しか考えられない己に 辟易
  天衣無縫な詩を 心から 身から 願っても望んでも叫んでも祈っても
  五里霧中で暗中模索の沼に 足を掬われ
  挙げ句の果てに 自縄自縛 自縄自縛
  其れは厚顔無知を示しているのに 自画自賛ばかり行いて
  夜郎自大だと解らず 毎回毎回 紙に認め
  友情だ 愛情だと 唱えても一紙半銭に 成ら不(ず)
  街談巷説ばかり気にする 弱心な気質と 共に 更に
  放蕩無頼な性格さを修正したくても 絶望しか無く
  無芸大食しか 持っている物が無いので 弱肉は決定
  竜頭蛇尾で漫言放語な 哀れで 弱い 我には
  綺麗で純白で命の糧に掴もうとする 夢は遠く 夢は遠く
  天上天下唯我独尊を心に刻んで 願っても
  最早何もかも失い続ける 我は 覚束ない足取りで 空を
  見上げては此れ幸いと 泪を落とし 只管に悪戯に 笑い
  春を追い 夏を追い 秋を追い 冬を追い 今を追い 乍ら
  今日も静かに沈殿して行く 命の先を 探し求め候

  我が示す此れが叫びで経文で 心から此処に表し候
  我が示す此れが想いで真実で 心から此処に表し候

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