どうしてその扉を閉めるの?
扉の先に君も僕も
膝を抱えて座って待っているのに
どうしてその扉から離れるの?
扉の先に綺麗な綺麗な
未来が手招きしているのに
ああ そうか
それが幻想であり
夢だけで終わってしまう
甘露水だと
君は思っているからか
君は賢いから
その感情の扉を閉めるんだね
でもね
危険だからで終わってしまったら
そこから先に進むための
力がもう手に入らないね
だから僕は開けるよ
たとえただの麻薬的刹那な夢の始まりで
たとえただの夢想的虚栄の夢の終わりだとしても
僕は開けるよ
だって歩き始めたのだから
だって今のままじゃ何も見えないから
保守は疲れたね
刺激は欲しいね
堕落は嫌いだね
前進が僕の全てだからね
さようなら
さっきまでの自分
やっと僕は僕を超えて
何かを感じ始めたよ