響いてくるの 響いてくるの 誰もいない砂場に置いてきた あの日の夢の 涕き声が 現実的に生きようと背伸びして 何かが欠けたこの魂に 囁いてくるの 囁いてくるの 満足していない生活観を 見透かすように ゆるゆると ねぇ 響いてくるの 響いてくるの さよならと手を振った あの日の午後に別れを告げた 途方も無い大きな だけど崩れ易い夢が零した 泪が落ちる その音が
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