劣化する情熱 飛び出したい欲望 人間である懺悔 神々しいまでの偽善 生きているのかと 問われる前に 死体の上で凍える夢ばかりが 激しく破裂 狂った誠意を 胸に抱いて (それが私らしいなんて言って慰めないで) 光の忌み児を 恨んで叫ぶ (それが私なんておためごかしは言わないで) 私は核爆弾 何も壊せないし 何も死なせない 哀れな核爆弾 (つまり唯の鉄屑権化) 誰も発射を 許してくれない
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