詩の悪魔よ
俺の体を
喰いたいか?
俺の心を
喰いたいか?
俺の魂を
喰いたいか?
喰いたければ
もっと もっと
俺に詩の力を
与えてくれ!
俺は沢山
詩を書きたいんだ
詩を書いて生きたいんだ
お前もそうだろう
人の体や心や魂を喰らって
詩を
創るのだろう
俺はお前の力をもらって
詩を書く!
死ぬまで
詩を書いて生きたいんだ
だから
俺に詩の力を与えてくれ
詩で燃え尽きた時
俺の全てを喰ってくれ
そして
俺の生きていた証の
詩を書いていってくれ
それまで
お前の詩の力を俺に与えてくれ
俺は沢山
詩を書きたいんだ
詩を書いて生きたいんだ