時間の無駄使いの花と
罪の犬を
抱きしめている
この俺は
孤独さに
愛されて
不甲斐無さに
気に入られ
永遠の一秒に
取り残された
道の標識が
延々と
続く道を歩いている
孤独さと不甲斐無さの刻印を押された
俺の魂
清らぐことなく
天を駆け巡る
天馬の如く
疾風の独りの風になる
時間の無駄遣いと罪の繰り返しで
作られた貧困の水を
与えられて育った
蔦の葉は
醜い体を隠して
綺麗に
化粧をほどこす
何も信じない
わけじゃなく
自分が信じられない
自分の孤独さを怨んだ
自分の不甲斐無さを怨んだ
もう
取り返しがつかない位の
時間の無駄使いと罪を
繰り返してきた
さあ我を狂わせたまえ
孤独さに不甲斐無く
綺麗に
狂わせ
綺麗に
眠らせ
永遠に