一匹の迅速の隼に乗って 希望の生き方を求めて走る この脱獄王は 偽りの自分を捨てて 飛び出した 赤子の産声に靡く その心は空高く 縛り付けられた平和を 横目にしながら ただひたすら 走る 希望の二字を求めて 無実の虚勢に 飲み込まれ 嘘の逃避行に 乗せられて 体の悲鳴と共に 嘆く 俺の希望はどこだと 今日も自分から 脱獄する脱獄王は 希望を求めて ただ走る
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