分かるかい 僕の崩れる音が 分かるかい 僕が軋んでゆく音が もう 二進も三進も 言い訳の出来ない現実に 縛り付けられながら 下らない冗談を飛ばさないと 生きてゆけない 意識に飲み込まれ 僕の心が 単調な現実に 打ち付けられてゆく そっと崩れ落ちながら 分かるかい 僕の崩れる音が 分かるかい 僕が軋んでゆく音が もう 誰の目にも留まれない程 綺麗に崩れよ もう何もかもが 崩れてしまえ 現実達よ
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