忘れて下さいな 野良犬的生活しかできない 私なんて価値がないから いいじゃないですか 誰も飼い慣らす事のできない 未来に振り回されている 私だから ほらほら 夕べも美しい女の陰を抱いて 煙草を燻らすだけに 生甲斐を感じていたから 指だけがくっきりと現実を見ている (心だけが今の私の命綱) ほらほら 私はいつしか冷汗一つに 崩れていきそう
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