◎夢を見てたんだ桜の木の下で

心が
切れて
ばしばしと
現実にはめ込まれたから
光る流星
架空の空に打ち上げた

叫びは不用
逃亡は不用

悲しみの韻律 奏でた時に
糸の切れた人形になる
それすら分からずに奏でて
全てを忘れた

夢を見たんだ
満月の涕く夢を
(そして私の心は弾けて)
また夢を見たんだ
心を集める夢を

目が覚めたら
桜が揺れてた

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