◎赤い泪が叫び私はついに
    いつかの一陣の風の心を
       ふと感じ一体となった

赤い泪が叫び
私はついに
いつかの一陣の風の心を
ふと感じ
一体となった
それは
お前の
熱い思いに
魂の昇華を覚え
泪が止まる事を忘れた時…………
私は何時かの熱い一陣の風で
どこまでも飛ぶ
熱い風で!

誰も私を風だと思うまい…………
赤い泪が叫んだ事は
かわすことのできない
運命………
私には
何の策略もなかった

酒の味が美味い
風は思う
人々の人生に
酒を加えたら美味いかと

とうとう
私は風に出会った
それはまるで
お前のような
熱い思い

何も知らない内に
何かも知り
何もかも知った時に
何かも忘れた

私は
とうとう
熱い風の中で全ての夢を
全ての夢をふれた

今日が
誕生の日
私は風に乗っている

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