あてもなく彷徨い 宵の風に吹かれ 明けの風に吹かれ 回転の中で 悲しみも 喜びも ただなくしてゆく それは少し 徒に ねじれながら 明日を見詰めてた あいつの笑顔は 少し笑っている気がする 俺 変かな 大丈夫だよな きっと 確かにまだ 明日の風に まだ触れられずにいるけど でも ねじれて 回転するしかないよな 熱い希望が震える 芝生が風にたなびくように まだまだ 竜巻にはなれず
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