◎朧月夜

無限華に
哀愁を
楽安山に
霞月を

静かに瞬く星に
赤い酒で 乾杯を
曖昧な記憶に
洗礼を

私自身
天にいるのか
地獄にいるのか
見当がつかないでいる

(魂を向かい入れたくても心がしっかりしていない)

朧と私の心が重なる
半透明な世界

無限華に
哀愁を
楽安山に
霞月を

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