黄金の雲の上 彷徨いの風は吹き抜けて 過去の痛みは赤の光線となり ほろ苦い初恋は青の水滴となり 見知らぬ人々に 降り注ぐ 道行く人々は それらを 振り払い 自分を恋を育ててゆく その下界を 彷徨いの風は 見ていた
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