静かに
星を見 風を聞く
それが人っていうものです
恋心を燃やし
絶望することで心崩すことも
人っていうものです
風が聞こえる時代は終り
星を見て泣ける時代も終り
心が冷める時代に抱かれても
人を愛することをやめられない
それが人っていうものです
愛を求めるから
星はいつまでも輝き
希望は太陽のように暖かく
全てが始まりの歯車を動かしたり
全てがやり直させたりする
それが感じられれば
愛は永遠に消えたりしない
静かに
時間を味わい流れても
愛は永遠の欲求の的であり
謎の産物である
愛を見失いそうになったら
夜に抱かれよ
無我夢中で抱かれよ
いつかきっと
星を見 風を聞ける野原に
辿り着いて
そこで
愛に触れることができるはず
それを捜し求めるのも
人っていうものです
それが本当の
愛というものです