◎涕きたい夜に

涕きたい夜に
星座の地図などを描いて
星を泪に変えてみる
そこには独りの
淋しさと
盲目な恋の枯れた花がある

それを抱くわけじゃなく
ただ見ているだけ
悲しみを超えて

そう言えば
嗚呼……
独りだったな

この詩に感想を書く          一つ上に戻る