予告なく怒る砂糖。
際限なく喚く浪漫回想。
繰り返される嘆きに手を振る
半患者人生の怒涛。
何を求めながら眠りに就くのか蒟蒻よ。
肩を叩く夢精。
赤面する鬼の面。
狂えないから愛情に懺悔する日々の中で答えが見つからない。
これが言葉の本質なんて一回も
叫んだ事もなくそれが正しいとも言った覚えはない。
お前は誰だ。
三角定規が阿波踊り。
黄色い赤信号に投げた嘘の春巻き。
頭を抱えて狂う振りの連続。
連続を抱えて頭が狂う。
求めながら流した汗は実は泪。
泪を零しながら捨てたのは実は夢。
夢と詠ったのに実に愛は儚く脆く。
猫と犬の融合体に感謝する。
止まらない言葉を
熟れない果実に挟み込んでの疑問自答。
言葉の揚げ足に厚揚げを添える。
笑え。
そこに過去があるからと開け始める太陽に暗幕を。
緞帳は下りきったから微笑む。
蜥蜴の廻廊を惑う。
お前は誰だ。
明滅する命の赤唐辛子。
聞きたくない余暇の曲。
命を奪うなら静かに油責め。
白く濁った白子を抱えての絶叫。
見つかったのか私の心
言葉の螺旋に貼り付ける包丁。
炎的水を求めながら紫の味噌汁を舐める。
気違いに気遣い心は花畑。
咲き乱れる桜の脱糞。
言葉の狂気は己の弱さを隠す為。
お前は誰だ。
水の滴りに視線を奪われた星達に
陰陽説を唱える学者の男色を知っているのか。
際限なく買う未来の安堵は淀む。
答えが欲しいと答案用紙が笑う。
虹に掛けられた呪いは希望の執着。
言葉が乗ってきた股座の卑猥。
商談に込める人生相談。
聞こえてくるのは誰の叫びか。
お前は誰だ。
私の言葉の裏側で嘲笑う
お前は誰だ。
濁流する本音の中で綺麗に咲かせた愛の薔薇。
煌びやかに微笑む歳暮の中は熱い。
揺るぎ無い嘘に蝋燭を刻む。
時計の針がすべてをお知らせします。
電波に乗った電撃結婚の裏の裏。
下卑た怒りだけが山車を破壊。
切れる砂糖に笑う山葵。
木霊する愛欲の残骸の匂いに咽る。
螺旋する低迷な語り種。
お前は誰だ。
お前は誰だ!