誰か私を愛してください
私は誰も愛せない
屍ですから
孤独と言う名の砂塵に抱かれて
私の心と体は小さな砂達に
冷えきった夜の狭間の中で
孤独と言う名の大地に引き込まれていく
私は一生懸命
愛と言う名の宝石を捜したけど
それは天にあり
私の手では捕まえられない
星でした
私は天を仰ぎながら
いつしか
身も心も屍になった
愛を忘れた屍だ
私は
いつも
星々は冷ややかに私を笑っているので
私の身や心には流れ星など
落ちてくることは
ないでしょう
一握の砂でもいい
それだけの愛でいい
私を生きかえらしておくれ
私を愛しておくれ
この無残な屍に
愛を