◎しゃなりしゃなり

しゃなりしゃなり

貴女の歩く音は美しく

はらりはらり

かたくなな
私の心の古い花弁ははがれ
春を向かえ
しかし冬も同時進行と
知りながら

ほろりほろり

心は無邪気に躍る

しゃなりしゃなり

貴女の足音が
私の心を乱す
私は見とれるばかり

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