卑猥な泪を流しながら
陰鬱な愛を責めていた
君が 裸体でなぞる夢に
どうしても付いて行けなかった
ただ 僕は無性に笑う
ありがとうなんて
福神漬けにも大根おろしにも
感情に添える付け合わせにもなれやしない
言葉遊びもいい所
全ては 天空に精神を持ち上げた
狂った天才の君のため
今日は 詩人に成れそうな気がした
今日は 死体に憧れた
狂い始めた頭脳に絡めた稚拙的慟哭を
八方美人的肉体労働女
そう君に 隅々まで
曝け出して 見せてやりたい
そこから 何も 君が 変わらずとも