正直なところ
貴女に必要とされなくてもいいのです
私が貴女を必要とすれば
正直なところ
貴女に捨てられても構わないのです
私が貴女を捨てなければ
正直なところ
貴女に支えられなくてもいいのです
私が貴女を支えられれば
正直なところ
貴女に私が受け止めきれなくてもいいのです
私は貴女の全てを
命の限りに受け止める
貴女が消えてと叫ぶなら
髪の毛一つ 影一つ 思い出一つ 残さず消えてみせましょう
貴女が現れてと囁くなら
銀河の果てにいても光の速度よりも早く
貴女の前に現れましょう
少しも待たせる事はありません
だけど決してでしゃばりません
正直なところ
何が言いたいかと言えば
この小さな小さな胸の中には
貴女の音楽で 貴女の香りで
貴女の優しさで
満たされているのです
ただ貴女が全てなだけなんです