◎貴女の風を感じながら

自由奔放な貴女を
見つめながら
少し眠りに就いてみる

夢の中でも貴女は
自由奔放で
私は少し苦笑いをしながら目を覚まし
優しく貴女の薄紅色の頬を撫でる

貴女がじっと私を見詰める
私がずっと貴女を見詰める
時間の流れを五月蝿いとでも言う様に振り払いながら

明日は苺牛乳の空を見に行こう
明日は赤葡萄酒の海を見に行こう
だから歩こう
二人でどこまでもどこまでも

ときめく胸に
貴女の笑顔と貴女の泪を添えて
移り変わる景色に
私の希望と夢を添えて

もしも 嗚呼 もしも
私が貴女を見失う時があったなら
激しく私を包んでおくれ
貴女が私を見失う時が来たら
優しく貴女を包むから

自由奔放な貴女を
見つめながら
少し眠りに就いてみる

今度は素敵な貴女の風を感じる

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