自由奔放な貴女を
見つめながら
少し眠りに就いてみる
夢の中でも貴女は
自由奔放で
私は少し苦笑いをしながら目を覚まし
優しく貴女の薄紅色の頬を撫でる
貴女がじっと私を見詰める
私がずっと貴女を見詰める
時間の流れを五月蝿いとでも言う様に振り払いながら
明日は苺牛乳の空を見に行こう
明日は赤葡萄酒の海を見に行こう
だから歩こう
二人でどこまでもどこまでも
ときめく胸に
貴女の笑顔と貴女の泪を添えて
移り変わる景色に
私の希望と夢を添えて
もしも 嗚呼 もしも
私が貴女を見失う時があったなら
激しく私を包んでおくれ
貴女が私を見失う時が来たら
優しく貴女を包むから
自由奔放な貴女を
見つめながら
少し眠りに就いてみる
今度は素敵な貴女の風を感じる