貴女が微笑む 私が微笑む 今 世界が静かに揺り篭になって 貴女が囁く 私が囁く 今 海が穏やかに踊る 光り輝く未来に向けて 揺るか続く道を歩きながら 咲き乱れる花々に会釈をし 風 薫る葉月を迎えて 貴女が立ち止まる 少し脇道に興味津々 私が立ち止まる 上り坂の先を見ようとして 視線の違い 見えたものを報告 何気ない散歩 何気ない会話 そこに優しさが溢れていた そこに優しさが滲んでいた 今はそれを守りたい
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