妖しい果実を食べましょう
君と一緒に食べましょう
あとは野となれ山となれ
今 この部屋に二人しかいないじゃないか
だから恥じらってないで さあ おいで
楽しい世界が僕らを待ってる
いつまで経っても僕らは子供で
する事やる事 おもしろくて
好奇心と快感の渦に
さっさと 呑まれてしまおう
言葉なんかいらないさ
息遣いと視線が勝手に代弁してくれる
果てるまで踊って
疲れるまで騒いで
ほら 見えて来ただろ 僕らの未来
君が笑う
僕が笑う
あと 必要なのは僕らを包む
大きな毛布
言葉なんかいらないさ
互いのぬるい体温と絡めた指が伝えてくれる
果てるまで飛込み続け
疲れるまで歌い続ければ
ほら 聞こえてくるだろ
妖しい果実が熟れる音