君から分けてもらった
優しい温かさ
どれも小さくて頼りないけど
集めて集めて纏めたら
優しい君になった
優しい笑顔に会えた
僕はいつも
君の事を見ていたけど
きっと君は僕よりも僕を知っていて
僕の事を見ていたんだね
思い出は沢山でどれも大切だけど
きっとこれからの思いや出来事の方が
もっともっと大切なんだね
僕はいつも
君を大切に守っていたけど
ずっと君は僕の一番弱い部分を大事に そして
僕の全てを守っていたんだね
君が渡した最後の優しい温かさ
あの時どうして僕は
それが最後だと何故解らなかったのだろう
きっとそれは
君が最後にしてくれた
本当の優しさ
僕はいつも
君が必要だったけど
だけど君は僕以上に
僕を必要としていたんだね
何年か経って
やっとその優しさに気付いた時に
僕は今まで以上に
誰かを大切にして生きたいと
そう願い思うようになった
きっと君が僕に教えてくれた
それも最後の優しさ